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2020年06月10日の記事は以下のとおりです。

ミッドレングス・トランジッションボードの魅惑に迫る!

  • 2020/06/10 15:01

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“Mid Length”とは。その名のとうりmiddle(中間を意味します)。

あまりにも万能なボードのため、日本ではビギナー向けなイメージが強く、ときにファンボードなどと軽視されますが、実はミッドには本来持つサーフィンの”自由”を象徴するような種類であると思います。”このサイズからこのサイズまで”という厳密なサイズの規定がなく、アウトラインやテールデザイン、ロッカーやボトムコンケーブ等サーフボードの性能を左右する様々なデザインを採用する事が出来ます。(もちろん組み合わせの相性はありますが)

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そんな自由が詰まったミッドレングスは言わばドリームボードなのです。20200610150711.jpg

 アライア(現代のサーフボードの元祖)

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元を辿ればサーフボードの歴史は深く、ざっと400年程あります。劇的な変化が起こったのは1969年前後で、それまで9フィート以上あったサーフボードの長さが急激に6フィート前後まで短くなったのです。その大きな変化はサーフィンを今までとは全く違うものへと変えていきました。その中で試験的に作られていたのがミッドレングスなのです。

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しかし、時代はショートボードブーム。それと共にミッド・トランジションボードが忘れ去られていきました。皆が同じボードに乗り、徐々に失われていくサーフィンの個性とスタイルに反旗を繰り広げたのが、ジョエル・チューダーを筆頭とするカリフォルニアのコアなサーファー達から世界へ波及していきました。

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そんな歴史があり、世界の情報をいち早く知れる現代。ここ日本でも遅れてトランジッションボード・ミッドレングス・オルタナティブボード(枠にとらわれない種類)が加熱しています。

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実はシングルフィンやミッドレングスはよく動きます。 

ボードの上で正しい位置にいればシングルフィンでも俊敏に動きます。そしてハイパフォーマンスボードには無い深いターンをもって波にラインを描く事ができます。なぜならフィンが一つしかないのでそれだけで抵抗が少ないのですから。 波と自分のフィーリングに合わせてボードをチョイスできる現代だからこそ、試してみても決して損は無いのです!

サーフボードの試乗も絶賛開催中なのでお気軽にお声おかけください~✩

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